白旗の湯由来
現地案内看板より
源頼朝が、建久四年(1193)八月三日、浅間山麓で巻狩をせし時、たまたま此処に湧き出ずる温泉を発見し入浴したと傳えられる。当時は「御座の湯」と称していたが、明治三十年に源氏の白旗に因んで「白旗の湯」と改称された。
~草津温泉史に依る
最終入湯日:2009年9月11日
湯畑の目の前にある無料の共同浴場。源泉は湯畑ではなく白旗源泉を利用。白旗源泉を利用した共同浴場はここだけ。
今回入った共同浴場の中で2番目に熱かった所(ダントツの一番は凪の湯)。
場所が場所だけに、混んでいることが多いらしいのですが、地元の方1人+僕を含めて観光客4人と、比較的空いてる時間に入ることができました(金曜日の朝10時半)。
脱衣場と浴室の仕切りがない造り。
全てが木の造りで、雰囲気もかなり好みな感じ♡
浴室に入って右正面にあるのがこの激熱の浴槽。微白濁で白い湯の花が大量に舞っていました☆
温度計と砂時計を持って一人時間湯をされていた、この湯船の主のようなおっちゃんに伺ったところ、今日の湯温は46℃!これでも普段の平均より1~2℃低いそうな。
何とか3分くらいは浸かったでしょうか、、、「立派立派」と光栄なお言葉を頂戴しましたよ♪
浴室に入って左横にある浴槽。こちらのお湯は透明度が高くて湯の花も皆無。上記の浴槽よりは1~2℃低め・・・とはいえ、それでも44~45℃くらいはある激熱な湯。
観光客の皆さま、こちらの浴槽の方にヒーヒー言いながら頑張って浸かってらっしゃいました。中にはかけ湯だけして諦めて帰る人も。
浸かれたら歓声があがる、そんな和気藹々とした雰囲気でなかなか楽しい入湯になりました^^
こっちの湯で体を慣らしてから、さらに熱い方の湯船に挑戦するのがよいかと。
相方様の話によると、女湯の方は湯船の配置が違っていて「激熱の湯」と「かなり熱めの湯」が横並びになっているのだそう。
タオルを持たずに入っていた若い女性に対し、年配の女性が「タオルも持たずに入るとは何事だ!?」と説教してたそうで・・・若い女性も「ちゃんと乾いてから出ます!」と応戦。緊迫ムードの中での御入湯となっていたようであります^^;
白旗の湯のそばにある白旗源泉。
ブクブク.。o○・ポコポコ.。o○と湧く美しい湯にしばし見とれてしまいました。
施設情報(2009年9月現在)
住 所 | 群馬県吾妻郡草津町草津112-1 |
電 話 | なし(草津温泉観光協会 0279-88-0800) |
営業時間 | 5:00~23:00(5:30~6:30位まで清掃) |
定 休 日 | 無休 |
形 態 | 共同浴場 |
浴 槽 | 内風呂男女別各2 |
備 品 等 | なし |
料 金 | 無料 |
情 報 | ホームページ / 地図 / 天気予報 |
源泉情報(2009年9月現在)
源泉名(湧出地) | 草津温泉白旗の湯(群馬県吾妻郡草津町大字草津字西町乙418) |
泉 質 | 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型) |
泉 温 | 記載なし |
湧 出 量 | 記載なし |
pH | 記載なし |
ラドン含有量 | 記載なし |
陽イオン成分 | ナトリウムイオン 43.8 mg カリウムイオン 12.0 mg マグネシウムイオン 26.1 mg カルシウムイオン 70.4 mg 鉄(Ⅱ)イオン 14.50 mg マンガンイオン 1.3 mg アルミニウムイオン 44.8 mg 水素イオン 8.78 mg |
陰イオン成分 | フッ素イオン 10.8 mg 塩素イオン 297 mg 硫酸イオン 645 mg 炭酸水素イオン 0 mg 炭酸イオン 0 mg 硫酸水素イオン 189 mg |
遊離成分 | メタケイ酸 242 mg メタホウ酸 7.20 mg 遊離二酸化炭素 0.0 mg 遊離硫化水素 6.4 mg |
成分総計 | 1.61908 g/kg |
分析年月日 | 記載なし |
成分に影響を与える項目 | なし |
コメント