貞昌寺

貞昌寺 横須賀

DATA①

宗派臨済宗円覚寺派
山号竹林山(ちくりんざん)
寺号貞昌寺(ていしょうじ)
創建建武2年(1335年)
開山南山士雲禅師(なんざんしうんぜんじ)
開基石渡源左衛門
本尊延命地蔵尊菩薩(伝運慶作)

DATA②

住所神奈川県横須賀市馬堀町1-29-20
電話046-835-1380
駐車場あり
アクセス徒歩
 京急大津駅から約7分 (約500m)
 京急馬堀海岸駅から約14分 (約1.0km)
拝観料金志納
拝観時間
ホームページhttps://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2750/walk_ootsu/b10120.html
横須賀市ホームページ

 

貞昌寺
駐車場あり
数年前に来た時にはなかった「貞昌寺駐車場」の看板が設置されて分かりやすくなりました。
貞昌寺
「○○寺近道」と刻まれた石板のかけら。○○の部分は欠けてしまって読めないけど、きっと「貞昌寺近道」のはず。
昔はどこに置いてあったのか・・・今はお寺の目の前にあります。

 

貞昌寺
【貞昌寺】

 

貞昌寺
【庚申塔群】18世紀初頭から大正時代にかけてのもの

貞昌寺の庚申塔群
庚申信仰とは、60日ごとに巡ってくる庚申の日に行う信仰で、起源は中国の道教といわれる。人の体内には3匹の虫(三尸さんし)がいて、庚申の夜、睡眠中に抜け出し、天帝に罪過を告げるとされ、人々は「講」をつくり、その夜は眠らずに身を慎んで過ごした。
昭和50年、寺の改築と共にここに集められた52基の大半は、青面金剛や庚申供養塔で、塔に刻まれた書体・彫刻など、たがねの技術に目を見張るものが見受けられる。
笠付塔は、比較的古いものが多い。最上段には、造塔の趣旨を漢文で記した文字塔があり、これは市内でもここだけである。
平成3年2月 大津地域文化振興懇話会

現地案内看板より

 
 

貞昌寺
階段の途中にある石碑『三浦地蔵尊第廿八番霊場』
貞昌寺
【山門】

 

貞昌寺
【本堂】

建武2年(1335)鎌倉円覚寺11世南山士雲禅師が開山したといわれ、本尊は運慶作と伝わる地蔵菩薩立像です。三浦地蔵尊第28番札所で12年毎の卯年に、ご開帳になります。
大津村など五ヶ村を知行し幕府の船手奉行であった向井将監正方は寛文3年(1663)母・貞昌院の菩提を弔うため母の法号にちなみ谷戸奥の吸江庵を貞昌寺と改め堂宇を再建しました。後に向井家8代・政香の時に現在地に移されました。江戸時代の正方夫妻の墓碑は史蹟として現在の湘南大津の丘にあります。
門前の庚申塔は大津地区では最多の52基あり、造塔の由来を記した貴重な三尸塔もあります。

大津行政センター市民協働事業・大津探訪くらぶ 

現地案内看板より

 
 

貞昌寺
本堂入口
貞昌寺
本堂前広場

 

貞昌寺
休憩所
貞昌寺
六地蔵

 

貞昌寺
庚申塔群最上段の裏側
ポツンとひとつだけあぶれた庚申塔。
貞昌寺
貞昌寺の墓地
背後の山の一番高い場所に向井正方夫妻の墓がある。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました