最終入湯日：2008年5月21日
～旧ブログより「神奈川お出かけ記～その⑤【湯ったり湯巡り、強羅・湯本編】」の記事を転載～
予定通り…最乗寺にフラれ、、、次に向かったのが「箱根太陽山荘」。
昭和17年築の木造3階建て。
道路を挟んで本館と別館、2階同士が渡り廊下でつながってます。
今まで見てきた「国民宿舎」のイメージを覆すようなとっても風情のある佇まい。
去年、国から登録有形文化財の指定を受けました。
行ってみると何だか工事中な雰囲気、ちょっぴり嫌な予感…
出て来られたおばあちゃんに入浴を請うと
「今日は休みなんですけどね～…ん～～～ちょっと待ってて下さいね～」
||||||||||凹[◎凸◎;]凹||||||||||ｶﾞﾋﾞｰﾝ!
その後すぐに女将さんらしき方が出て来られ「いいですよ～」とのありがた～いお返事が！＼(^▽^)/
お風呂があるのはこちらの建物。
去年完成したばかりだそうで新築の香りがプンプンするピッカピカの建物☆
こちらの方まで丁寧に案内していただきました。
昨年は他にも全面的な耐震改修を行ったそうで、【歴史のある古い建物では難しい耐震基準1.0をクリアしました】とのこと。
脱衣所もピカピカ☆
洗面所のタイルがキラキラして素敵でした☆☆☆
岩風呂（水曜日の14:00頃で男湯でした）
薄い緑色がかった、綺麗な白濁湯。
ｐH2.9の酸性泉。ここまでｐHの低い酸性泉は初入湯。言われているほどピリピリは感じませんでした。
酸性泉、意外とツルツルするんですね～驚き！！
硫黄臭もそんなには感じませんでした。
※※しかし帰宅後、汚れ物入れ袋を開けると強烈な硫黄臭が～！当然臭いの発生源はここで使ったタオル※※
天井にガラス部分が多く、明るくて大変気持ちのよい浴室。
最初は透明度の高かった湯も、浸かった途端モワモワ～ンと白濁していきました。
しばらく入浴者がなく、白い湯の花が底に沈殿していたんですね。しばらくの間お湯をかきまぜながら、お湯を真っ白にして遊んでました♪
こちらの源泉は大涌谷の造成温泉（箱根温泉供給株式会社）。
造成温泉・・・ネットを見ると偽物やらインチキやらとの意見も少々あるようですが、噴出する火山性の高温の蒸気を天然の水と反応させたもの。「天然」はつかないけど、下手な天然温泉よりはよっぽどピュアで立派な本物温泉だと思うのであります。
木風呂（水曜日の14:00頃で女湯でした）
女湯の湯口はおそらく湯を冷ますための構造（他所でも見たことある）。
途中に加水用の蛇口。
施設情報（2008年5月現在）
| 住 所 | 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-375 |
| 電 話 | 0460-82-3388 |
| 営業時間 | 11:00～15:00頃まで（念のため要確認） |
| 定 休 日 | 要確認 |
| 形 態 | 旅館 |
| 浴 槽 | 内風呂男女別（主浴槽のみ） |
| 備 品 等 | カラン・シャワーあり / ボディーソープ・リンスインシャンプーあり ドライヤーあり / ハンドソープ |
| 料 金 | 大人1,000円 / 小人700円 |
| 情 報 | ホームページ / 地図 / 天気予報 |
源泉情報（2008年5月現在）
| 源 泉 名 | 箱根温泉供給株式会社 供給温泉（大涌谷温泉） |
| 泉 質 | 酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉 旧泉質名：酸性-含塩化土類石膏泉 |
| 泉 温 | 源泉64.7℃ |
| 湧 出 量 | ※記載なし |
| ｐH | 源泉2.9 |
| ラドン含有量 | ※記載なし |
| 陽イオン成分 | 水素イオン 1.27 mg リチウムイオン 0.01 mg ナトリウムイオン 43.1 mg カリウムイオン 3.96 mg マグネシウムイオン 39.0 mg カルシウムイオン 104. mg ストロンチウムイオン 0.12 mg 第一鉄イオン 7.07 mg アルミニウムイオン 5.66 mg マンガンイオン 1.83 mg 亜鉛イオン 0.07 mg |
| 陰イオン成分 | 水酸イオン （空白） フッ素イオン 0.46 mg 塩素イオン 124. mg 硫化水素イオン （空白） 硫酸イオン 447. mg 炭酸水素イオン （空白） 炭酸イオン （空白） 硝酸イオン 0.00 mg リン酸水素イオン 0.00 mg メタケイ酸イオン （空白） メタホウ酸イオン （空白） 硫酸水素イオン 18.6 mg |
| 遊離成分 | メタケイ酸 213. mg メタホウ酸 4.05 mg 遊離二酸化炭素 （空白） 遊離硫化水素 0.04 mg |
| 成分総計 | 1,013 mg/kg |
| 分析年月日 | 平成11年（1999年）9月17日 |
| 成分に影響を与える項目 | なし ※ セルフで加水できるようにはなっていた |
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