古くから保養温泉として親しまれてきた昆布温泉郷「鯉川」はその中でも開湯明治32年と最も古い温泉です。 自家泉源から涌き出る豊な湯量と効能は、道内でも指折りの名湯と知られ、豊な原生林に囲まれた広い敷地には、滝が流れ、池には鯉が泳ぎ、渓流のせせらぎに心が和みます。
公式ホームページより
最終入湯日:2012年10月3日
2017年3月末をもって宿泊業務は終了、4月からは日帰り温泉とカフェのみの営業
2018年3月1日より休業中
明治、大正、昭和のはじめまで昆布駅よりの温泉は昆布七湯、宮川(現在鯉川)、青山、紅葉谷、成田、黒沢、湯本、仁世古として知られ、夏は馬車、冬は馬橇の静かな、しずかな湯治場でした。
現地説明文より
昭和5年、小樽市の小樽新聞社が北海道の三霊泉、五名泉を選ぶ人気投票を行いました。その時昆布町の有志と温泉旅館(鯉川、青山、紅葉谷)が協議し、この地を『昆布温泉』と決めました。
その後、厚生省が国民保養の温泉指定の折、さらにニセコの山名を冠し『ニセコ昆布温泉』としたものであります。
男湯内湯
女湯内湯
施設情報(2012年10月現在)
源泉情報(2012年10月現在)
源泉名(湧出地) | 新泉(磯谷郡蘭越町字湯里594の1) |
泉 質 | ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉) 旧泉質名:含重曹-食塩泉 |
泉 温 | 65.8℃(気温24℃) |
湧 出 量 | 185 ℓ/min(動力揚湯) |
pH | 6.5 |
ラドン含有量 | 0.070 マッヘ単位/kg |
陽イオン成分 | 水素イオン ナトリウムイオン 698.2 mg カリウムイオン 132.4 mg アンモニウムイオン 0.7 mg マグネシウムイオン 71.7 mg カルシウムイオン 136.1 mg アルミニウムイオン マンガンイオン 0.5 mg 第一鉄イオン 2.9 mg 第二鉄イオン |
陰イオン成分 | フッ素イオン 0.1 mg 塩素イオン 1049. mg 水酸イオン 硫化水素イオン 0.0 mg チオ硫酸イオン 0.0 mg 硫酸イオン 157.2 mg 炭酸水素イオン 707.2 mg 炭酸イオン 0.0 mg |
遊離成分 | メタ珪酸 283.6 mg メタ硼酸 69.4 mg 遊離二酸化炭素 382.3 mg 遊離硫化水素 0.0 mg |
成分総計 | 3.692 g/kg |
分析年月日 | 平成17年7月12日 |
成分に影響を与える項目 | 内風呂 :差し水をする場合があります 露天風呂:衛生面を考慮して、溢れ出る湯量を増やすため差し水をしております。 |
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