懐かしき湯治場の湯けむり
案内パンフレットより
足温泉の湯は旭川の川床に湧き出ています。切傷、皮膚病に効能があると伝えられ、長期滞在する湯治客が多く、旅館も昔ながらの風情そのまま残しています。
元亀年間(1570~1572年)当時の高田城主佐伯辰重のが、戦いで傷付いた武士たちの刀傷を癒すため、樽詰めにした湯を送ったと伝えられ、この故事にちなんで樽(足)温泉と名付けられました。
最終入湯日:2007年10月12日
「足温泉」と書いて「たるおんせん」と読みます。。。
岡山県北極上湯ツアー。今回は時間の余裕があったので、前回スルーした足温泉館にも訪問してきました。
足温泉には4軒の宿があり、どこも内湯を持たず、ここを外湯として利用しているのだそう。
共同浴場とはいえ、真新しい日帰り入浴施設っぽい建物。
入口を入ると左に券売機。入浴券を購入して受付に渡します。
受付前のロビーには、岡山出身の有森裕子さん他、マラソンランナーさん達の足型があったそうです(後で知った汗)。
廊下沿いにずらっと並ぶ浴室。左側手前に男湯、奥に女湯。右側には5つの貸切風呂。
廊下の手前に貴重品用の100円リターン式ロッカー(脱衣所内にも同じロッカーあり)。
浴室
内風呂。主浴槽とジャグジー風呂。共に湯口なし、オーバーフローもなし。
ジャグジーは温め、主浴槽は熱め。塩素臭はほとんど・・・というか全く気にならない程度。
洗い場にはカラン・シャワーあり。でもソープ類はなし。
露天風呂は2~3人でいっぱいくらいの狭い浴槽。
湯口は2か所。
左側のパイプの湯口からは温めのお湯。
右側の湯口からは岩の間から噴出するようにお湯が出ており、左側のよりは若干熱めでしたが、やはり全体的に湯温は温め。
結構多めのオーバーフロー。
断然露天風呂の方がおすすめ!
※浴室内写真は全て男湯。女湯は左右対称の同じ造り。
鳥取県の皆生から来た方と同浴になった相方様。
皆生の方曰く、「皆生温泉の湯よりヌルヌルしてていいお湯、皆生の湯はしょっぱいだけ。だからこの辺りによく来る」との事でした。ご近所さん同士、会話が弾んだようです^^
近くには真賀温泉、郷緑温泉、茅森温泉など個性的で素晴らしい温泉が多い中、ちょっぴし地味な印象を受けてしまうのでした。。。
施設情報(2007年10月現在)
住 所 | 岡山県真庭市都喜足346-1 |
電 話 | 0867-62-2966 |
営業時間 | 7:00~22:00(最終受付21:30) |
定 休 日 | 無休 |
形 態 | 日帰り入浴施設 |
浴 槽 | 内風呂男女別(主浴槽+ジャグジー)/ 露天風呂男女別(主浴槽のみ) 家族風呂×5 |
備 品 等 | カラン・シャワーあり / ソープ類なし ドライヤーあり / 扇風機 / 体重計 / 100円リターン式ロッカー フットマッサージャー(10分100円) |
料 金 | 大人420円 / 小人210円 / 小学生未満無料 ※真庭市温泉入浴優待券を掲示すれば半額 家族湯 1時間以内3人まで 2,100円、1人増すごとに520円 温泉販売10ℓ130円 |
情 報 | ホームページ(真庭観光局公式サイト) / 地図 / 天気予報 |
源泉情報(2007年10月現在)
※※※ 成分表の掲示見当たらず ※※※
泉 質 | アルカリ性単純温泉 |
成分に影響を与える項目 | 源泉温度が少し低いため、入浴適温まで昇温。 温泉資源の保護及び浴槽内の温度の均一化。 衛生管理のためろ過し、新しい温泉を注入しながら利用。 衛生管理を確実に行うため、塩素系の消毒剤を使用(食品添加物)。 ※家族風呂 お客様の好みによって加水の場合あり。 源泉温度が少し低いため、入浴適温まで昇温。 温泉資源の保護及び浴槽内の温度の均一化。 衛生管理のためろ過し利用のお客様により新しい温泉を注入しながら利用。 衛生管理を確実に行うため、塩素系の薬剤を使用(食品添加物)。 |
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